九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

【鹿児島】魚将さかなちゃん

【この日のシチュエーション】

◆鹿児島の仕事のため前泊。一人だったので飛び込みで入店◆

 

>店名:魚将さかなちゃん
>場所:鹿児島市樋之口町9-3

>専門:海鮮料理
>予算:5,000円~

>常連客度:★★★★

 

「すみません、予約して無くて一見ですけど大丈夫ですか?」

ほぼ、私は新規の場合、料理屋の玄関で店員さんにそう伝える。

「少々お待ち下さい」

と笑顔も愛想もない女店員さんが奥に引っ込んだので、

生簀もあったし、料亭みたいな感じもするし

覗いた広いカウンター席はまだガラガラだけど

儲からない一見客とみて店先で断られる久々のパターンか

と思ったが

「どうぞ」と中へ案内された。

 

メニュー数がそんなに多いわけでもなく

それゆえ手抜きもない店なんだろうと理解しビールを頼み、

「刺身は1人前でも大丈夫ですか」と聞いて注文

 

店内のレイアウトは博多で言う所の稚加栄の小さい版。

老舗なのか大将とおぼしき方はかなりお年を召している。

 

ところで1月にもなればもう来年度のことを考えてしまう。

この2年と来期の1年は明らかに環境も違い動き方も変わる。

インバウンドは回復するがそれは2019年度までは行かない。

国内の飲食店は外国人も再雇用できず

人手不足が急激に速度を上げる。

 

来年度の自分のキーワードは「人」だ。

「人」が良くも悪しくも営業成績に左右すると考えている。

それは社内もそうだし社外もそうだ。

社内では、人を動かすのか自分が動くのか、

チームとして動かすのか、単体を複製するのか、

社外では、顧客に深耕し関係性を保つだけなのか、

顧客が天秤を描ける場合、そこと対峙する相手に声をかけるのか

いずれにせよ最適化の決断が主幹者には重要になってくる。

 

日本酒を冷やで頼み

自家製黒らっきょう、が目に入り注文。

あと、料理屋にあれば必ず頼むなす田楽。

それからキビナゴの塩焼きを注文

 

黒らっきょうは食べると塩辛く、イメージと違った。

鹿児島の醤油は甘めなので勝手に甘みがあるのかと思っていた。

一人で食べるのには多かった。

 

一通り皿を空け、日本酒もその日は抑えることにして

少しお腹にも余裕があったので、

アオサの味噌汁とご飯を注文。

最後にお茶をもらって締めた。

 

「明けましておめでとうございます」と入ってくる常連の方々に女将さんの笑顔。            この3年どこのお店も踏ん張ったんだろうな