九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

【東京】夢見る花の都

【この日のシチュエーション】

何年かぶりの本社会議で東京へ。街を思う。

 

 

4月は市場も活発になり

東京出張が2回あった。

東京で10年以上働いていた身としては

何年かぶりの東京が少し懐かしくもあり

街が変わるスピードに

流石首都だなと関心。

 

しかし一方で、九州に戻ってきたがゆ

えの俯瞰に発見がある。

つまり東京という場所に向かう若者の

心理を抽象的だが冷静に考えられる。

 

マズローではないが人には誰かに

認められたいという承認の欲求がある。

若者は特に東京に行けば自分を試せて

実力も認められるのでは無いかと考える。

 

しかしスターやヒーローになれる人は

ほぼいない。

人口1500万人に街で多くの人に

承認される人は一握りもいないのだ。

1年か2年、長くて3年住めば

自分の力の無さや取り残され感に

苛まれる。

その後はズルズルとチャンスを待つ

若者もいれば情報やトレンドの先端に

住めるというメリットを

最大限に解釈して住み続ける者もいる。

 

社会人であればチャンスをものにできず

何年かして地元に戻り、それでも

東京で働いてたことを自分のステータス

のように他人に自慢したり1人ごちる。

 

ほぼそんな人たちばかりだ。

結局何が言いたいかというと、

東京が悪いわけでは無く、

結果的に他人より抜きん出た才能を

持つ人は殆どいないということだ。

 

そういう現実を予想し行動すれば

もっと賢い自分と向き合える。

昔と違い今「東京」じゃなくても

自分を出せる時代なのだ。

 

久々に行った東京は相変わらず

刺激はあるが息が詰まる街。

仕事とは言えよく10年以上通勤

していたと思う。

でももうこの年では無理。

淀んでいるようにしか映らない。

まぁ、戻ってきた福岡も

天神ビッグバンとか掲げて

段々同じ路線をたどってるけど。

ビル解体騒音が朝から夜まで続くことに

すでに人々は慣れきってるしね。