九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

部下の育て方、を綴る

多面評価制度っていうのがありますね。

いわゆる、部下が上司を評するやつです。

往々にして人間の心理を盾にしている

感じは否めません。

理由は、仮に匿名であっても厳しく評価したら

自分たちも厳しく評価されるかもしれない

という部分が根底にあります。

逆に部下を甘く評価しないと自分が

厳しく評価される

ということも考えられます。

 

上司が部下に対し、少し難解な問題に当たらせよう、

彼の成長のためになるから

と思いその案件を振ったとすると

部下によっては、

「自分がしたくないことを部下にさせてる」

と取る人間もいます。

その場合、部下の上司に対する多面評価は

問題解決を部下に振り自分ではやらない、となります。

 

私は、根本的に多面評価の結果は気にしてません。

むしろ、どんなに思われようが、

部下を育てていくという気持ちを日々持ち、

仕事を振ったり、間違いを選択した場合であれば

部下がそれを選んだら、黙って思った通りに行動させます。

「わかっているなら教えてくれてもいいのでは」

と取る人間がいて多面評価的に、

親身に考えてくれない、となったとしてもです。

 

土俵の違いを見せつけてやるくらいでちょうどよいのです。

全ては部下に対する愛情ですからね。

難題を経験しての今ですもんね