多面評価制度っていうのがありますね。
いわゆる、部下が上司を評するやつです。
往々にして人間の心理を盾にしている
感じは否めません。
理由は、仮に匿名であっても厳しく評価したら
自分たちも厳しく評価されるかもしれない
という部分が根底にあります。
逆に部下を甘く評価しないと自分が
厳しく評価される
ということも考えられます。
上司が部下に対し、少し難解な問題に当たらせよう、
彼の成長のためになるから
と思いその案件を振ったとすると
部下によっては、
「自分がしたくないことを部下にさせてる」
と取る人間もいます。
その場合、部下の上司に対する多面評価は
問題解決を部下に振り自分ではやらない、となります。
私は、根本的に多面評価の結果は気にしてません。
むしろ、どんなに思われようが、
部下を育てていくという気持ちを日々持ち、
仕事を振ったり、間違いを選択した場合であれば
部下がそれを選んだら、黙って思った通りに行動させます。
「わかっているなら教えてくれてもいいのでは」
と取る人間がいて多面評価的に、
親身に考えてくれない、となったとしてもです。
土俵の違いを見せつけてやるくらいでちょうどよいのです。
全ては部下に対する愛情ですからね。