九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

戦略的博多手土産、を選ぶ

【この日のシチュエーション】

◆県外のお客様を訪問するに、事務員さん達に手土産を◆

 

博多のお土産はもはや数多過ぎて選びきれない。

ただ、お土産売り場のどこにでも目立ってあるのが

「博多通りもん」

しかも女性に人気なので多くの出張者がこれを買っている。

 

しかし、考えてもみて下さい。

訪問先へは自分だけがお客様ではなく、

そして

皆が博多通りもんが人気と知っている、

となれば

自分アピールも含めて考えると、

One of all でしかなく

色あせた土産になるのでは。

 

昔からありベタではあるが、

私が持参する1つに

「博多ひよこ」があります。

これは女子の事務員さん達には大好評。

やっぱりひよこのフォルムが乙女心を

愉しませる要素があるんですな。

男には理解できないが。

 

通りもんは美味しいが、お土産の印象は

薄いですね。

「通りもん、どうでした?」なんて

女性に聞いても

「美味しかったです」で終わります。

 

「ひよこ、どうでした?」と聞けば

「かわいかったです」

「でしょ? 食べるのもったいなく

 ないですか?」

「そうなんですよー、目があったりして」

「どの部分から食べますか?僕は、

全ての皮を最初に食べます。そして中の

あんこを口に入れ、牛乳で溶かしながら

食べるのが好きです」

と、マニアックに話せば、

このあたりからもはやタラーっと

引かれたりします。

しかし楽しい会話になることは

間違いないです。

まだまだ戦略的な手土産はありますが、

今回は博多ひよこをお薦めします。

東京ひよこもあるんです