九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

【別府市】とり天は衣が命

【この日のシチュエーション】

◆お客様のイベントで大分へ。別府なら温泉かとり天を食さねば◆

 

>店名:レストラン東洋軒
>場所:別府市石垣東7-8-22

>専門:中華料理、とり天

>予算:2,000円

>待ち時間度:★★★★

>特別連絡事項

        ※ 昼11:00から15:30  OS15:00だが

           14:30くらいにはストップ

     テイクアウトは10分くらいで

           持ち帰れる

          どうせ並ぶなら10:30位からの

          ほうが結局は◎

        ※ 第2火曜日休

 

 

温泉郷。

福岡から高速で2時間。

別府なんてそれこそ十何年ぶりに行く。

 

東京時代は温泉によくいったものだ。

草津、伊香保、日光、箱根、熱海、

しかし温泉郷と言うならやはり

別府にはかなわないと思う。

なんせ「地獄」扱いやもんな。

 

 そうそう。自分が東京にいる間に

あの杉の井パレスが不死鳥のように

甦ったと噂を聞いたっけ。

 小学生の頃、家族旅行で行った。

卓球したり、しょーもないゲーセンを

やったりとそこそこ楽しかった。

 バブル期を過ぎ温泉郷はどんどん錆びれ

一方で熊本の温泉郷、黒川は

アイデアと高級路線に転換し成功。

大分と一線を引いた。そこから

別府は敗者になった記憶。

 

別府のインターを降りたら

鉄輪温泉の看板が見えてきた。

結婚当初、妻と行ったっけ。

自分的には寂れ感が好きだったが

でも泊まった宿の料理がイマイチだった。

人は想い出を振り返るとき、

良かったことより、しょうもない嫌な

ことをずっと覚えているものだ。

 

腕時計を見ると13:00

遅い昼飯を食べようと考えたあげく

やっぱ東洋軒か、と車を走らせる。

 店の周辺にに人々の群れ。

 

まぁな。人気店やし、とり天の発祥やし。

 

私はどんな店でも人気店の場合は

一人で行くことにしている。

1人の場合、知り合いの意見なんて

聞かずに上手いか不味いか判断できるし、

相席とかで構わないので

順番が早くなる可能性が高いからだ。

4人より2人、2人より1人。

これは並ぶ店の鉄則。

 

 入り口で順番待ちの名前を書こうと

するが、待ちが15組。

 こうなりゃ意地出し車でのんびり待機。

でもこの店は順番が来たらマイクで

呼んでくれるから安心。

 

久々のとり天は変わらずの味。

チキン南蛮もそうだが、

とり天は衣が命。水で溶いてない卵のみ

の衣がサクっ、ふわっ。 

トータル1.5時間待ち、15分完食の

計約2時間、昼飯にしては問題の時間枠!

 

お店の人いわく、

「春休みだから観光客の方々が多くて」

 

しかしおつりをもらいながら自分の

頭の中は、

 

今度はタオル持参で温泉もらい湯やな。

 

中華料理メニューがメインだがとり天しか食べたことがない