九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

定年後、に向けたスキルの棚卸し

あと何年かで定年退職を迎える。

50歳になった頃はまだ実務兼管理職の立場

だったので、何にも考えてなかった。

55歳頃から少しずつぼんやり退職後は

再雇用制度で会社に残るのか、

辞めて別の職を探すのか、を

例えば通勤のぼんやりした時間に

考えるようになった。

 

現時点では再雇用制度で働くことは

考えていない。

理由は色々あるが、一番大きいのは

再雇用制度というのは国が定めたもので、

会社側にとってはお情け延命雇用であり、

実際は辞めてもらった方が固定費が

浮くので助かる程度でしかない

ということだ。

段々先輩諸氏が定年を迎え辞めていくの

を見てると自分もこの会社での延命は

嫌だな、と感じる。

支店長フィニッシュが一番着地が良い。

 

そうすると自分は別の会社で働くことに

なるのだが、

じゃあ、何が出来るの? 

どんなスキルがあるの?、だ。

 

「今の会社で修得した技術の棚卸し」

 

が必要になる。

営業職の自分が、スキルは営業力、

なんて言ってのけるのは無しだ。

仮に過去、前職で企業へアポ無しで

飛び込みセールスをやっていた経歴

があるとしてもだ。

それを「強み」にしてはならない。

それは「隠れ特技」くらいのおまけだ。

 

働いてきた会社の中で、他の営業職の

人たちには出来なくて自分ができる、

培われられてきたスキルが

差別化であり強みかもしれない。

そしてそれが、自分がいる業界を含め

異業種の会社でも役に立つ武器である。

 

今のうちに考えていく。

ひとつひとつ、自分スキルの棚卸し。

自分は自分でしかないんだよね、比較は他人がするもの