九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

【宮崎】鳥刺し

【この日のシチュエーション】

◆お客様のお誘いで都城市、鳥刺しの店へ◆

 

>店名:鶏料理つる
>場所:都城市北原町31-2

>専門:焼き鳥、とり刺し

>予算:5,000円

>発色度:★★★★

 

どんな店でも肉料理は鮮度が良くなければ

生では出してはならない。

だか、どんな生肉にも菌は存在する。

最小限に抑えるためには店の衛生管理は

重要だ。

 

都城駅からてくてく歩いて到着。

お店に入り、目にするのは

外国映画に出てくる

ジャパニーズYAKITORI屋

のような内装。

まずはビールと早速の鳥債刺しを注文。

 

昔は、焼き肉屋に行ったら必ず

牛ユッケを頼んでいた。

むしろユッケにハマってさあ大変、

くらい大好きな時期もあった。

ある日、報道で、

食中毒の原因であるO-157が

見つかり家族で食べに来ていた子供が

食べたユッケで亡くなった。

 

ちなみに肉の種類別だと、

牛は「牛レバー」は生食は禁止。

「ユッケ」は規定基準に適合しなければ

ならない。

豚は「レバー」の生食は禁止

鶏は「鳥刺し」の生食は基準がないため

新鮮じゃないと駄目

「馬刺し」は規定基準に適合したもの、

ジビエと言われる猪や鹿は生は

本来危ない。

 

政府が定める生食用の肉の基準は

専用の設備や器具での加工、肉の表面から

深さ1cm以上の加熱殺菌などがある。

 

家庭で外食する際、基本的には

生肉や生焼け肉は抵抗力、免疫力のない

子供と高齢者には食べさせないように

したほうが無難。

 

さぁいよいよ、発色のある生の鳥を食す。

駄目な人は駄目だろうなー。

 

 

地鶏のたたき、もちろん焼き鳥も

美味しく頂いた。

お店は、ある日、廃業を考えたと聞く。

地元の常連さんがそうはさせなかった

らしい。

細く長くでもこういうお店は続いて

欲しい。

 

都城は仕事以外ではなかなかね。
いつかまた。

 

【別府市】とり天は衣が命

【この日のシチュエーション】

◆お客様のイベントで大分へ。別府なら温泉かとり天を食さねば◆

 

>店名:レストラン東洋軒
>場所:別府市石垣東7-8-22

>専門:中華料理、とり天

>予算:2,000円

>待ち時間度:★★★★

>特別連絡事項

        ※ 昼11:00から15:30  OS15:00だが

           14:30くらいにはストップ

     テイクアウトは10分くらいで

           持ち帰れる

          どうせ並ぶなら10:30位からの

          ほうが結局は◎

        ※ 第2火曜日休

 

 

温泉郷。

福岡から高速で2時間。

別府なんてそれこそ十何年ぶりに行く。

 

東京時代は温泉によくいったものだ。

草津、伊香保、日光、箱根、熱海、

しかし温泉郷と言うならやはり

別府にはかなわないと思う。

なんせ「地獄」扱いやもんな。

 

 そうそう。自分が東京にいる間に

あの杉の井パレスが不死鳥のように

甦ったと噂を聞いたっけ。

 小学生の頃、家族旅行で行った。

卓球したり、しょーもないゲーセンを

やったりとそこそこ楽しかった。

 バブル期を過ぎ温泉郷はどんどん錆びれ

一方で熊本の温泉郷、黒川は

アイデアと高級路線に転換し成功。

大分と一線を引いた。そこから

別府は敗者になった記憶。

 

別府のインターを降りたら

鉄輪温泉の看板が見えてきた。

結婚当初、妻と行ったっけ。

自分的には寂れ感が好きだったが

でも泊まった宿の料理がイマイチだった。

人は想い出を振り返るとき、

良かったことより、しょうもない嫌な

ことをずっと覚えているものだ。

 

腕時計を見ると13:00

遅い昼飯を食べようと考えたあげく

やっぱ東洋軒か、と車を走らせる。

 店の周辺にに人々の群れ。

 

まぁな。人気店やし、とり天の発祥やし。

 

私はどんな店でも人気店の場合は

一人で行くことにしている。

1人の場合、知り合いの意見なんて

聞かずに上手いか不味いか判断できるし、

相席とかで構わないので

順番が早くなる可能性が高いからだ。

4人より2人、2人より1人。

これは並ぶ店の鉄則。

 

 入り口で順番待ちの名前を書こうと

するが、待ちが15組。

 こうなりゃ意地出し車でのんびり待機。

でもこの店は順番が来たらマイクで

呼んでくれるから安心。

 

久々のとり天は変わらずの味。

チキン南蛮もそうだが、

とり天は衣が命。水で溶いてない卵のみ

の衣がサクっ、ふわっ。 

トータル1.5時間待ち、15分完食の

計約2時間、昼飯にしては問題の時間枠!

 

お店の人いわく、

「春休みだから観光客の方々が多くて」

 

しかしおつりをもらいながら自分の

頭の中は、

 

今度はタオル持参で温泉もらい湯やな。

 

中華料理メニューがメインだがとり天しか食べたことがない

 

 

 

【福岡市】日替り刺身定食の値段と価値

【この日のシチュエーション】

◆飲み会明けの午前中に昼飯を悩むも、

寿司か海鮮丼、つまりは飯+刺身◆

 

>店名:THE ONO MARKET
>場所:福岡市中央区天神3丁目5-18

>専門:レストラン(和・中華)、デリカ、グロッサリー他

>予算:1,780円

>価格と価値度:★★★★

 

お客様との飲み会は礼儀もあってか

料理にあまり箸を伸ばさない。

特に少人数の場合はコースにせず

あえてアラカルトでお誘いをする。

相手が何を食べたいのかがわかるし、

イコール好きな食べ物、つまりは好みや

苦手が分かるので次回の店選びに

役に立つ。

それと、初めての会食で気をつけて

いるのは、

いきなりイタリアンやフレンチコースは

選ばない、中華料理やアジアン等の

片方に寄ったお店は選ばない、

日本食(和食)一本で決める。

 お客様の好みの分野は、この和食を

摘まみながら普段よく行くお店の話を

聞く。

仮にイタリアンが好きで、

自分が得意な領域だとしても、

お客様の話をただただ聞くに徹する。

 

 さて、親不孝通りを少し入った所に

ONO MARKETはあるがパッと見は

小さなスーパーか食品雑貨屋かと思って

しまう控えめな作り。

奥に更にこぶりなレストランがある。

その日は朝から決めていた日替りの

刺身定食。

刺身の種類や量がいつ行っても飽きる

ことがない。

 普通盛りの茶碗なら4杯分の海鮮丼は

できる。煮魚、焼き魚、コップに入った

サービス品的ごま鯖がついて1,780円。

魚の価格と価値は人それぞれだろうが

その日は二日酔いへの活力をもらった。

ごま鯖定食なんか頼んだ折には・・・飽きるくらい多い