九州で毎日、何を支店長録

食が中心になりがちな、ある支店長の備忘録

【福岡県】門司港、で焼きカレーを食べる

この日のシチュエーション

◆下関に行く用事の前に門司港レトロが懐かしくなって下車◆

 

>店名:王様のたまご門司港本店
>場所:北九州市門司区港町944
>専門:焼きカレー、オムライス
>予算:1,000円前後

>観光客度:★★★★

 

門司港はギリギリ福岡県。

だけど福岡とは一線を引くすごく

独立した感じの港町。

時間がゆっくり進み、博多のベイサイド

プレイスと違いせわしさがない。

実に25年ぶりくらいに訪れたが

あの頃そのままの風情でなぜか安心した。

 

さて焼きカレーだが、元々カレーライスを

焼くような発想はどこからきたのだろう。

門司港の焼きカレーは山田屋という

和食系のお店が土鍋にカレーを入れ

オーブンで焼いたのが発祥らしいが、

外国で当時こんなメニューはなかった

のだろうか。

 

例えば、ドリアという食べものも今や

日本に定着した料理。耐熱容器に

バターをたっぷり塗りピラフを詰め、

その上にベシャメルソースをかけ

パルメザンチーズをまぶしオーブンで

焼いたもの。

でも、家庭でも余ったシチューを違う

料理にすべく

ご飯の上にかけチーズを載せ焼く

ようなもの、だ。

 

焼きカレーも同じで、子供の頃は

金曜日の夜はカレー、土曜日・日曜日も

カレー。

貧乏お母さん大助かりみたいな

暮らし向きの献立だが、

お金持ちの友達の家は、

金曜日カレー、土曜日焼きカレー、

日曜日カレーコロッケ

みたいなフルメニューだったと

聞いたときは驚愕だったのを覚えている。

そう考えたら焼きカレーなんて実は

手っ取り早い発想で完成した

賜物のような気がしてならないのだ。

いずれにしろ、今の年齢で完食できる

重さなのかが心配だったが

思ったよりペロリとたいらげた。

伽哩本舗に行きたかったけど行列で時間なく。